ダイエットは、できることなら生活習慣と食習慣を改善し、数か月~数年かけてゆっくりやとやせていくのが理想です。
でも、本当にやせたいときは、そんなに待っていられない!というのが多くの人の本音ですよね。
私自身が、自分のゆるんだ体と心にカツを入れ、徹底した努力で1か月5キロやせた時の体験についてお話します。
50キロだった体重が、いつの間にか64キロに!
【ライター:SAYAKA】
私は現在ダイエット続行中の42歳。
子育てしながらフルタイムのお仕事をしています。
子供が成長して子育てもひと段落した頃から飲み会も増え、夜に飲み食いすることが多くなったり、生活と仕事のストレスを食べ物で解消するという生活スタイルを続けていたため、当然ながら体重も年を追うごとにどんどん増えて行くような状態でした。
仕事で使っているデスクの引き出しの中の一つは、常にお菓子でビッチリ埋まっている…、そんな生活を続けること数年。
30歳の頃は50キロ前後だった体重も、いつの間にか64キロにまで増えてしまいっていました。
それでも、母親になった頃から着るものも体のラインが出ないダボっとしたシルエットのものを好んで着るようになっていたし、もう嫁入り前でもないんだからやせる必要もないかな、とあまり気にしていませんでした。
知らない子供から「大きいおばちゃん」と呼ばれ、ダイエットを決意
そんな私が「やせよう!」と思ったきっかけは、ある日突然見ず知らずの子供に「大きいおばちゃん」と言われたことでした。
自分では「ぽっちゃり」くらいに思っていたのに、「大きいおばちゃん」とは…。
周りにいる同世代のアラフォーのママたちは、「おばちゃん」などと呼ばれることさえなさそうな、こぎれいな服装や髪形を楽しんでいる一方で、私は知らない子供から「大きいおばちゃん」と呼ばれ…。
「太っている」とか「デブ」と言われるより、はるかにショックが大きかったのを覚えています。
その時初めて
「絶対にやせてキレイだったころに戻りたい!」と、ダイエットを決意したのでした。
専門家の指導のもと、短期間ダイエットに挑戦
ダイエットをすると決意してはみたものの、運動があまり得意ではないし、仕事が終わった後は家事・炊事などがあるため、そのあとランニングやジョギングをするのはとても無理…。
ジム通いも検討しましたが、やっぱり時間のやりくりが難しいのと、金銭的にもかなりかかるため、それも断念。
そんな折、近くにダイエットのサポートをしてくれる整骨院がある、ということを耳にしました。
さっそく整骨院に行って相談してみたところ、「運動ができないしお金が使えない私には、食事制限をがんばるしかない」という結論に至りました。
整骨院の指導のもと、私が実践した食事制限は以下の通り、ちょっと厳しいものでした。
【はじめの1ヶ月】
炭水化物なし |
かなりきつい内容ですが、これくらいしないと飽きっぽい私にはダイエットは無理だな、と思い頑張りました。
食事制限が初めての経験だった私は、毎日大好きなオムライスを食べる夢を見ては空腹で目覚めましたが(笑)、頑張った甲斐あって1ヶ月で5キロ落とすことに成功しました。
しかしこの食事法は、1か月以上続けてはいけないと言われていました。
行き過ぎた食事制限を長く続けていると、健康や精神面に悪影響を及ぼしてしまうこともあるらしく、ある程度期間を決めて実践したほうが良いのだそうです。
そこで、2か月目からは少しゆるめの食事制限にシフトしました。
【2か月目以降】
炭水化物はご飯なら茶碗半分、 |
これが、ダイエット開始から3か月たった今も続けている食事法です。
食べることでストレスを解消しようとする悪しき習慣を断ち切り、食事制限にもすっかり慣れました。
(今のストレス解消法はゲームです。)
現在は体重は56キロ(やっと8キロ減量)と標準体型で、小さな増減はあるものの、リバウンドはしていません。
いろんなダイエット方法があると思いますが、まずスタートである程度は効果の出せるダイエットで手ごたえをつかむ方法がおすすめです。
結果がついてこないと、ダイエットって本当に続けるのが難しいですから。
あとは小さな増加にうろたえず続けること。
自分自身の経験から、「結果が出ること」そして、「長く続けられる」ということが、ダイエットを成功させる方法だと思っています。